違法な活動
その活動は基本的に違法です。デモを行う際というのは、管轄している警察署にデモ行進の時間や場所を届け出て、使用許可を得る必要があります。つまり、カウンターデモを行う場合でも、同じ時間、同じ場所でデモを届け出る必要があるのですが、警察では異なる2団体に許可を出さないので、しばき隊には許可が出ません。それを逆手にとって「単なる歩行者である」などと主張しているのです。
従って、カウンターデモは違法行為である可能性が非常に高いのです。現国会議員の有田芳生氏はしばき隊のデモに頻繁に参加していました。路上に寝転ぶなどもしてデモ妨害をしています。警察が安全面からデモ主催者にデモ中止を要請する事態となったこともあるのです。
ちなみに警察がしばき隊の違法デモで検挙できなかったのは、有田議員がカウンターデモに参加していたことと関係があるとみられています。政治団体日本第一党代表の桜井誠氏によれば、しばき隊の資金源は、在日本大韓民国民団から某政治団体へ寄付された資金を、ある不動産会社を経由させて渡っていると主張しています。
2013年2月には、日本軍「慰安婦」問題・関西ネットワークが、大阪府の曽根崎警察署長に向けて「日本軍慰安婦問題に対するヘイトスピーチを容認、便乗した大阪府警の弾圧に抗議します」という内容の抗議文を提出する活動に賛同しています。ただし、この抗議文の受け取りは拒否されています。
2013年6月のデモでは、中指を突き立て、刺青姿の男組と共闘して怒鳴りつけている暴力的動画をインターネットで公開しています。こうなると一般的な市民が活動しているとは到底思えません。